まどろみ研究室.

読むと心が軽くなる催眠ブログ

初めての催眠誘導体験〜亡くなった祖父と対話した件

こんにちは、ねむヨシです😊✨ 今日は、私が初めて本格的な催眠を体験した時のお話をしたいと思います。

この体験はある意味、私の人生の転機となり得る…それくらいのインパクトを感じました。

催眠に関心を持ったきっかけ

催眠というものに興味を持ったのは、中学生の頃くらいでした。

テレビや雑誌で催眠の特集を見て、強く興味を引かれたんです。

「頭が良くなる」「気持ちが軽くなる」「病気が治る」...当時そんな不思議な力に、憧れを抱いていましたねぇ✨中二病って言うんでしょうか😅。

でも同時に、「なんか怪しい」とも感じていて。その後は半信半疑のまま、長いこと興味だけは持ち続けていた…って感じです😅

中途半端に興味だけは持ってた(笑)

大人になってからは、催眠の本を買って読んだり、自己流で催眠を試したりしました📚。

気功やヨガも少し習ってみたんですが…

割と軽い変性意識には入れてたんですけど、想像していたような、不思議な体験とかは無かったですね。

きっと催眠とかそう言う技術は、才能を持った特殊な人のものなのかな、なんて。

そんな風に思ったものです。

「本格的に学んでみるか?」

そうこうする内、現在の職場であるコールセンターに転職しました🏢。

クレーム処理や、従業員のカウンセリング指導をする中で、心のケアの重要性を痛感。そこで催眠への興味が再燃しましてね🔥。

それで、「本格的に先生について学んでみよう」なんて。

そんな決意をしまして、あれこれ調べた末に行き着いたのが、村井啓一先生でした。

村井先生との出会い

村井先生は、長年、大手企業の第一線で活躍された後、催眠の世界に入られた方です。

電話でもお話しして、「この方なら信頼できる」そう直感したのを憶えてます✨

そして、この先生のもとで催眠を学び始めたわけです。

他の受講生と一緒に、教室で学んでいたんですが、ある日の実習で、先生が私たちに催眠誘導をかけてくれたんですね。

その日、私は生まれて初めて、深い催眠状態に導かれたのでした🚀。

初めての深い催眠体験

どんな感じだったかと言うと…

まず教室に、先生の穏やかな声が響き始めます。

「最近、感謝の気持ちを感じた出来事を思い出してください...」

私は、妻からもらった誕生日プレゼントに、えらく感激したことを思い出しました。

些細な会話を覚えていてくれた妻の気遣いを思い出し、心が温かくなります。

そこから先生は、その記憶を足がかりにして、さらに過去の「ありがとう」の記憶へと、私たちを誘っていきます。

気がつくと、私の意識はさまよい始めました。言葉を聞いているんだか、聞いてないんだか、判然としない状態。

断続的に、意識が変容していた感じがありました。

やがて、フワフワと宙に浮いているような、そんな感覚に…。

すると、ふいに懐かしい気配を感じたんです。

「おじいちゃん...?」

心の中でそう呟いた瞬間、意識がグーッと深まっていったんです!

そして目の前に、和服姿の祖父の姿が浮かび上がってきました。

催眠下での祖父との邂逅

私が幼稚園の時、私の父は事故で亡くなりました。

その後、親代わりを務めてくれたというか、ずっと庇護してくれたのが祖父だったんですね👴。

心臓も悪かったのに、晩年まで孫のために一生懸命頑張ってくれたんです。

自分は贅沢せず、ずーっと質素にして、倹約して私たちを守り導いてくれたんです。そんな祖父の姿が、今でも鮮明に思い出されます。

こうやって書いているだけで、涙腺が緩んじゃうの。年齢なんですかねぇ...😅。

祖父からのメッセージ:心に響く言葉

さてさて、催眠下で現れた祖父の優しい笑顔に、胸がじんわり熱くなります💖。

ここで更に数段、何かに引き込まれるように、また意識が深まるのを感じました。

すると祖父は、穏やかな表情で私に語りかけてきました。

「ここまで本当によく頑張ってきたね」

ー いや全然だよ、おじいちゃん!

ー ぼく全然ちゃんとやれてない、ダメダメなんだよ😞。

「いや、君は大変よくやっている。だから誇らしく思っているんだよ。」

その言葉に、私の中で何かがしゅわーと溶けていきます。

今まで何となく、自分なりに生きてはきた。でもどこか常に自信が持てなかった…。

そんな私を、祖父は温かく包み込んで、励ましてくれているようでした。

「前にも伝えたけれども、自分に克つこと。そして、人に優しくあること」

「おじいちゃんが望むのは、それだけだよ。」

「今、君は正しい道を歩いている。迷わず進み続けなさい」

そんな言葉が伝わってきます。まるでエネルギーが充電されているみたいです。

それを受けて私は、ただただ「おじいちゃん、ありがとう」という言葉を、繰り返すのが精一杯でした😭。

そしてどうにも涙が止まらない。ヒーリングとかセラピーを受けた人が、セッション中に号泣する話しは聞いてたけど。

まさに「あーこれかぁ」って感じでしたね😂。

現実世界に意識が戻ってくる

時間はどれくらい経ってたんでしょうか⏳。 ふと、村井先生の声が聞こえてきます。

ゆっくりと数を数え上げる声に導かれ、私は現実の世界に戻ってきたようです。

目を開けると、まだ涙でぼやけた視界。でも、心の中はこれまでにない清々しさに満ちていました🌈。

体験の共有

その後、他の受講生たちと体験を共有する時間がありました。

みんな、それぞれに深い体験をしていたようです。どの話しも実に興味深いものでした。

さて、私の番が来た時、また先ほどの感情がぶり返して、嗚咽してしまい、全然うまく言葉にできません。

そんな私を、村井先生は優しい目で見守ってくださいました👀。

でも先生から特にアドバイスめいたものは無く、優しくしみじみ「良かったね」って。それだけでした🤣。

催眠がもたらすもの

この体験を通して、私は催眠の持つ力というか、効能の一端を体感できたと思います。

それは単なる「眠り」ではなく、私たちの心の奥深くにある大切な記憶や感情に触れる、一つの手段なのでしょう。

祖父との再会が本当に起こったのか、それとも脳が作り出したイメージなのか...それは分かりません。

しかし、この体験が私に与えてくれたものは確かです。

心の整理ができ、不思議な自信と安心感を得ました。そして、前に進む勇気をもらえました。

この体験をきっかけに、私は催眠の世界をもっと深く学びたいと、そう思うようにもなりました。

そして、いつか自分も、心の癒しを必要としている人たちの力になりたい…そう強く感じたんです💪。

「己に克つ。そして人に優しくあれ」

祖父のこの言葉を胸に刻み、これからも歩んでいこうと思いました。

これらの思いは、あれから暫く経った今も、変わっていません。

おわりに

みなさんの中にも、きっと大切な誰かとの記憶や感情が眠っているはず。

それは、あなたを支え、励まし、前に進ませてくれる大切な宝物✨。

催眠は、そんな宝物に出会うための一つの方法かもしれません。

興味のある方は、ぜひ信頼できる専門家のもとで、催眠の世界を体験してみてください。

きっと、新しい自分との出会いがあるはず😊。 ねむヨシでした。ではまた💤