就職活動にすっかり嫌気がさし、ぼくは大学卒業後も就職せず、海外を7年間も放浪していました。
30歳になってようやく、へろへろと日本に帰り、証券会社に就職。でも厳しい環境に馴染ず、当初は随分と苦労したものです。
そんな中、たまたま手に取ったマイケル・ニュートンの著作で輪廻転生の考え方に出会い、その世界観に触れたことで、人生がすごく生きやすくなったんです。
今日はその本、『死後の世界を知ると人生は深く癒される』について書きます。
マイケル・ニュートン博士著『死後の世界を知ると人生は深く癒される』
マイケル・ニュートン博士は、催眠療法を通じて数千人の患者から得た「死後の世界」の証言をまとめ、魂の旅路について詳細に記述しています。
この本の主な内容をかいつまんで書くとこんな感じ:
- 死後、魂は肉体を離れ、霊的ガイドに導かれて「魂の世界」へ帰還する。
- 魂の世界では、自分の人生を振り返り、学びを得る機会がある。
- 魂には「ソウルグループ」と呼ばれる仲間がおり、共に成長していく。
- 魂は次の人生の目的を選び、再び地上に生まれ変わる。
- この輪廻のサイクルを通じて、魂は徐々に成長し、高次の存在へと進化していく。
こうしてみると、結構トンデモな内容ですよね。 でもこの本は、多くの人に心の安らぎと生きる勇気を与えているんですよ。
ぼく自身、この本との出会いが、人生を前向きに捉えるきっかけとなったんです。
「生まれ変わり」の考え方が与えてくれたもの
実際この本を読んでから、ぼくにいくつもの変化が起こりました。例えば:
1. 職場でのストレス対処が上手くなった
困難な状況を、「魂の成長の機会」として捉えられるようになりました。
2. 人間関係が改善した
相手との関係を、過去世からのつながりと考えることで、より寛容になれました。
3. 失敗への態度が変わった
ミスを恐れず、チャレンジする勇気が生まれました。
4. 死への恐怖から解放された
死後も魂が存続するという考えが、現在の人生をより充実させてくれました。
5. 人生に意味を見出せるようになった
苦難も含めて、すべての経験に意味があると感じられるようになりました。
6. 社会的あるいは経済的な成功に囚われなくなった
あるがままの自分を「これで良いんだ」と受け入れられるようになりました。出世や金銭への執着こそ、実は不安の元だったんですよね。
科学と信念の狭間で
しかし、著者自身も認めているように、この考え方は科学的に立証されていません。死後の世界や生まれ変わり、魂の成長といった概念は、怪しい思想のように感じられ、抵抗を覚える人もいるでしょう。
ぼく自身は、この考え方を「仮説」として受け入れています。科学的な検証は困難ですが、この世界観がぼくの人生に前向きな影響を与えていることは確かなんです。
前向きな人生観のために
「死んだらそれでお仕舞い」という考えと比べると、魂の旅が続いていくという視点は、人生をずっと前向きに受け入れられるのではないでしょうか?
この世界観は、現在の苦難を成長の機会として捉え直し、人生の意味をより深く考えるきっかけを与えてくれます。
また、死への恐怖を和らげ、現在の人生をより充実させる動機にもなります。
考え方は自由で良い
ただし、これはあくまで個人の信念や哲学の問題です。科学的な視点を持ちつつも、心の安らぎや生きる力を与えてくれる未科学的な考え方も探求する。
それが豊かな人生を送る上で重要なんじゃないかな。
開かれた心で様々な思想に触れることで、ぼくたちは自分自身と人生を、もっと深く理解できるようになるのかもしれません。
まとめ
あなたにとって、人生を前向きに捉えられる世界観とは何でしょうか?それを探求することも、人生の大切な旅の一つかもしれません。
今日も読んでくれてありがとう。ではまた💤